リサイタルを聴いて

先日、学生時代に師事した若林顕先生のリサイタルを聴きに行ってまいりました。

日本を代表するヴィルトーゾ・ピアニストと称される先生の演奏は、やはり格別でした。

 

包み込まれるような壮大な音楽を奏でたかと思えば、P Pの音は大ホールでも柔らかく繊細に響き渡っていて、本当に素晴らしかったです。

先生の世界観に引き込まれるような感覚を味わい、幸せなひと時を過ごさせていただきました。

 

演奏を聴きながら当時のレッスンが脳裏に蘇ってきましたが、先生のご指導のおかげで奏法や音楽の捉え方を根本的に見直すことができました。

それがきっかけで御木本メソッドも改めて一から勉強し直そうと思いましたし、今こうして奏法を中心としたレッスンも務めさせていただけているのは、先生とのレッスンが原点だったのかなと思います。

 

時には大泣きしてご迷惑をおかけしましたが(苦笑)、先生のもとで学べたあの3年間は本当に貴重だったのだと感謝の気持ちで一杯になりました。

 

 

今はコロナウィルスの影響でオンラインコンサートが多く催されていますが、やはり生徒さん方には生の音をたくさん聴いていただきたいと思います。

 

 

演奏会へ行く際は時々お声がけいたしますので、ご興味のある方はぜひ一緒に聴きましょう♪