今回は幼児の導入期のレッスンについて少しご紹介したいと思います。
レッスンで、まだピアノの前に30分ずっと座り続けることが難しい3歳〜5歳のお子さんには、
5分毎に活動を変えてレッスンを進めています。
当教室では、その様々な活動の前と後に、ごあいさつの歌を取り入れています。
「こんにちは」の歌では、お子さんが「これからどんな楽しいレッスンが始まるかな♪」というワクワクした気持ちになるように、スキップ((付点8分音符、16分音符)のはずむようなリズムで歌います。
元気に歌う子もいれば、全く声を出さない子もいますが、うまくできなくても大丈夫!
講師としては、「一緒に楽しく過ごそうね!今日も元気かな?」といった気持ちで一緒に歌っています。
「さようなら」の歌は、打って変わって綺麗な流れるような雰囲気の歌✨
このお歌が好きで年長さんになっても必ず歌う生徒さんもいます。
私も子供の頃にヤマハ音楽教室で歌っていたお気に入りの一曲です。
このごあいさつの歌を通して、音感や拍感が身につくのはもちろんのこと、
「心を開くこと」、
「目を見てあいさつができるようになること」
が少しずつ自然にできるようになればと願っています。
ピアノ演奏の上達だけでなく、コミュニケーション力や社会性が育つように子ども達をサポートできたら幸いです🌱
かくいう私も、ピアノの先生方には礼儀やマナー、返事の仕方、物の受け渡し方等、細かい部分まで沢山のことを教えていただきながら育ちました。
今も精進の身ではあります(笑)
ピアノを通して、みなさんが充実した生活を送れますように🍀